学校紹介

熊本高等専門学校熊本キャンパスについて

熊本高専について

 熊本高専 (正式名称:独立行政法人国立高等専門学校機構 熊本高等専門学校) は、2つのキャンパスを有し、ICT 技術を共通基盤とし、電子情報系と融合・複合工学系分野を特徴とする高等教育機関であり、国際的に通用する実践的・創造的技術者の育成と科学技術による地域社会への貢献を使命としています。

熊本キャンパスの所在地

 熊本県合志市須屋2659-2   

学科・専攻科について

熊本キャンパスには、「情報通信エレクトロニクス工学科」、「制御情報システム工学科」、「人間情報システム工学科」の電子情報系3学科。また、専攻科として、「電子情報システム工学専攻」があります。

本科
情報通信エレクトロニクス工学科

 情報通信エレクトロニクス工学科では、情報通信とエレクトロニクスのそれぞれの専門技術とともに両者を融合した内容及びその活用技術が学習できることを特長とし、近年の情報通信とエレクトロニクスに対する高度化、多様化、グローバル化したニーズに応えられる技術者の育成を目指しています。

 カリキュラムは、通信・ネットワークとマルチメディアの技術を身につける情報通信系コースと半導体デバイスから回路システム設計までの技術を身につけるエレクトロニクス系コースから構成されています。

制御情報システム工学科

 本学科では、「制御」関連技術と「情報」関連技術、及びそれらを融合したシステムについて学ぶことから、名称を「制御情報システム工学科」としています。

 電気・電子回路、電磁気学などの電気・電子に関する基礎技術、そしてコンピュータ・情報処理に関する基礎技術を3 年生までの低学年で学習し、高学年では、制御理論、計測工学、信号処理、画像処理工学、バイオメカニクス(生体工学・人間工学技術)、プログラム言語やソフトコンピューティング(知識情報処理・人工知能技術)、組込みシステムに関する応用技術を、授業・演習により習得します。

 さらに、卒業研究などの総合的プロジェクト学習によって統合システムの設計・開発技術を習得します。

人間情報システム工学科

 人間情報システム工学科は、コンピュータサイエンスと人間環境技術を融合した‘社会基盤や人の生活に役立つ情報システムづくり’を目標に、人にやさしく暮らしを豊かにする情報システムの研究と、様々な社会分野で活躍できる感性豊かな情報システム技術者の育成を行います。

 学生は、情報工学・感性工学・人間支援工学・ハードウェア工学・ソフトウェア工学・通信ネットワーク工学・情報数学・マルチメディア工学などを学び、卒業研究を通して総合的技術力やコミュニケーション力を身につけます。

 さらに、「情報システムづくり」や「プログラミングコンテスト」にもチャレンジできます。

専攻科
電子情報システム工学専攻(AE)

 本専攻分野における必須の知識として、5年間の本科教育(準学士課程)を基礎とした「創造性工学」、「感性情報工学」、「技術者倫理」などの総合基盤科目を配置しています。

 これらと並行して、海外の研究論文の読解による専門技術の吸収と自らの研究を海外に発信するための専門英語技術を身に付けさせるための「技術英語」や研究開発能力の向上を目指す「システム工学特別研究I、II」の科目を設定し、これらを必修科目としています。

学科のオリジナルサイト